
育毛と植毛。
育毛は育毛剤などよく聞く言葉ですが、では植毛とはどんな治療なのでしょうか?
今回は、植毛にスポットを当て、オズクリニックの長谷川先生にネットの情報が正しいのか聞いてきました!
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この記事の目次
植毛に関する悩み・口コミ
AGAクリニックで育毛治療をするのと植毛治療をするのでは、どっちが良いのでしょうか?
せっかくお金をかけるなら今の自分の症状に効果がある方を選びたいです。それぞれの治療内容も詳しく知りたい。
植毛を考えていますが、あまりにもお金がかかるようなら厳しそう・・・
ネット情報の結論!
- 植毛した部分は薄毛の悩みがなくなる
- 手術費用は平均120万円程度
- トータルコストを考えると安い場合も
- リスクも存在する
オズクリニック長谷川先生の回答
そもそも植毛ってどんな治療?
植毛には自毛植毛と人工毛植毛があります。
人工毛植毛に関しては危険な副作用も報告されており、基本的に症例数は少なくなっています(国内ではニドークリニックのみ実施しています)。
自毛植毛に関しては、その名の通りに自分の髪の毛を薄くなったところに移植します。
AGAの場合は側頭部と後頭部の髪の毛は残存するので、そこの髪の毛を採取して薄くなっている部位に植え込んでいくのです。
植毛で薄毛対策から解放される?
手術をしたら、植毛した部位の薄毛の悩みは基本的になくなります。
自毛植毛の場合、
自分の髪の毛を移植するので定着さえすればそのまま生え続けてくれるのです。
ですから頭頂部の薄毛で悩んでいる方は頭頂部に自毛植毛をした場合には、頭頂部の薄毛の悩みから開放されることになります。
しかしAGAは前頭部から頭頂部の髪の毛に影響をあたえるものである、植毛した以外の部位が薄くなる可能性はあります。たとえば頭頂部に植毛したとしても、前頭部が禿げ上がってくる、という可能性は否定出来ないわけです。
植毛にかかる費用の相場は?
本数によって価格は大きく異なってきますが、
平均的な1,000グラフト(株)植毛の場合は120万円程度かかってきます。
費用の内訳ですが、1グラフト(株)あたり1,000円程度となっています。
そこに基本治療費として20万円程度が上乗せされるのです。合わせて120万円程度となります。
ただし本数によっては割引をしてくれるクリニックもあります。多くの本数を植毛する場合には、通常は1グラフト1,000円であるところを900円や800円にする、というケースも有るのです。
植毛はどんな人に向いてる?
若い人
費用の面を考えると、若い人は植毛による対策がおすすめです。
植毛をしてしまえば、その部位の薄毛対策をする必要がなくなるからです。
たとえば20代で頭頂部を120万円で植毛をしたとします。
一方で植毛はせずに、月に10,000円の育毛剤で50代程度になるまで30年間に渡り頭頂部に対処し続けたとします。年間で12万円となり、30年間で360万円にもなってしまいます。
育毛対策をする年月が長くなると考えられる場合には、植毛をしたほうが安上がりになるわけです。
毛根が死んでいる人
AGA治療が効かない人は植毛がおすすめです。
髪の毛を作る細胞が生きている場合には、まだ育毛剤や発毛剤などによる治療の効果が期待できます。
しかし薄毛が進行してしまい、毛根がすでに死んでしまっている場合には毛は生えてきません。髪の毛に関わる細胞の分裂回数は40回程度とされているのです。
その回数を迎えてしまえば、どんなに効果が高い育毛剤・発毛剤を利用しても髪の毛が生えてくることはありません。
植毛は生きている髪の毛に関わる細胞を移植することになります。移植した部位でも髪の毛を生やし続けるのです。
まとめ
植毛治療には費用などのデメリットもあります。治植毛方法も一つではありません。
実はFUT法(メスを使って毛根を取る方法)やFUE法(パンチと呼ばれる器具で毛根をくり抜く方法)などの複数の種類があるのです。
すぐに植毛を決断してしまうのではなく、まずはクリニックのカウンセリングを受けましょう。
カウンセリングは基本的に無料となっており、治療法や費用の説明をしてくれます。その説明の内容を確認してから植毛をするのは判断すべきです。