
帽子や整髪剤を使うことは薄毛には関係しているの?
今回は、帽子と整髪剤の薄毛との関係にスポットを当て、オズクリニックの長谷川先生にネットの情報が正しいのか聞いてきました!
スポンサードリンク
この記事の目次
帽子や整髪剤についての悩み・口コミ
私の薄毛の原因は帽子なのでしょうか?
ヘアワックスは抜け毛に影響するのですか?
薄毛との関係があるかどうかを知りたいです。
ネット情報の結論!
- 帽子や整髪剤は正しく使わないと頭皮環境を悪化させることがある
オズクリニック長谷川先生の回答
頭皮を蒸らさないように気をつけてね。
シャンプーでしっかり落としきれないことが多いからね。アミノ酸シャンプーでしっかり汚れを落としてね。
帽子は本当に薄毛に影響するの?
帽子は薄毛に対して一定の影響をあたえることは事実です。
しかしうまく利用すれば、髪の毛に対して悪い影響は与えません。
帽子が薄毛に対して影響を与えるのは蒸れです。帽子をかぶると、湿気が蒸発しにくくなり頭皮が蒸れてしまいます。頭皮の通気性が悪くなるので、汗などが蒸発しにくくなりその場にとどまってしまうのです。
皮膚には菌がいます。菌は汗や皮脂などを分解して繁殖しているわけですが、汗や皮脂などが多ければ多いほど大量繁殖していくのです。
その結果、頭皮の上には菌が大量にいるような状態になってしまいます。頭皮が菌によって負担を受け、痒みが発生してしまったり炎症を起こしてしまったりするのです。
最悪な状況になると「脂漏性脱毛症」というものを起こしてしまいます。脂漏性皮膚炎という状態になり、皮膚に強い炎症が起きてしまい髪の毛の成長が妨げられて脱毛してしまうのです。
正しい帽子の使い方
常に帽子は綺麗に保とう
帽子に汗や皮脂がついたままになってしまうと、帽子自体に菌が繁殖してしまいます。帽子をかぶるごとに頭皮に菌が移ってきてしまうのです。
帽子は定期的に洗い、通気性の良い場所に保管しておきましょう。
通気性の良い帽子を選ぼう
メッシュキャップなどがおすすめです。
帽子が薄毛に対して悪い影響を与えるとのことですが、頭皮の通気性が悪くなるので蒸れが発生して頭皮の環境悪化が起こってしまうわけです。
メッシュキャップなどの通気性の良い帽子であれば、ある程度の蒸れは解消されます。菌が繁殖しにくくなり、頭皮環境も安定化しやすいのです。
整髪剤は本当に薄毛に影響するの?
使い方を誤ってしまったり、ヘアケアに注意していなかったりしていれば整髪剤は薄毛に対して一定の影響を与える可能性があります。もちろん正しい利用をすれば、整髪料の利用は問題ありません。
整髪剤は頭皮についてしまうと、刺激になってしまう恐れもあります。頭皮に炎症が発生したり痒みが発生したりして、髪の毛の成長が妨げられてしまうわけです。整髪剤は頭皮につけるものではなく髪の毛につけるものである、といった正しい認識を持って利用してください。
もう一点注意したいのが、整髪剤が頭皮をパックしてしまう、というものです。整髪剤が頭皮についてしまうと、毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまいます。皮脂が毛穴に詰まってしまうとニキビが発生することもあります。頭皮ニキビが多い方は、整髪剤による影響がすでに出ている可能性もあるので注意しましょう。
正しい整髪剤の使い方
適量を守ろう
大量につけてしまうと、どうしても頭皮についてしまいます。
髪の毛の長さなどに合わせて適量を利用するようにしてください。
最初は少なめに利用して、徐々に調節していく、という方法がおすすめです。
必ずその日のうちに洗い流す
整髪剤を付けたまま寝てしまう、ということは避けましょう。枕に整髪料がついてしまいますし、頭皮にもついたままになってしまうのです。
1日1回シャンプーをして、しっかりと整髪剤を洗い流した状態で眠りにつきましょう。
洗いすぎない
整髪剤を利用していると、シャンプーに力を入れる人が多いです。1日あたり2回や3回シャンプーをしているケースもありますが、1日1回に抑えてください。
シャンプーしすぎると頭皮の皮脂を奪うことになってしまい、乾燥肌を招く恐れもあります。頭皮環境が帰って悪化してしまうのです。
まとめ
- 帽子と整髪剤は頭皮の環境を悪化させる恐れがある
- 帽子で頭皮を蒸らさないように注意
- 整髪剤はきちんと洗い流す
帽子も整髪剤も正しく利用していれば薄毛に影響を与える事はありません。頭皮環境も維持していけるのです。
特に注目してほしいのは帽子です。帽子は使い方によっては育毛アイテムにもなります。紫外線から頭皮を守ってくれるのです。
紫外線は薄毛の原因ともなるので、帽子とはうまく付き合って頭皮を守って健やかな髪の毛を生やしましょう。