
「髪の量が減っているというよりは、髪の毛が細くて薄毛に見える。」こんな方はいませんか?
なんで髪の毛は細くなっちゃうの?その対策は?
今回は、髪の細さにスポットを当て、オズクリニックの長谷川先生にネットの情報が正しいのか聞いてきました!
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この記事の目次
髪の細さに関する悩み・口コミ
ネット情報の結論!
- 髪の毛が細くなる原因は遺伝が関わっている男性型脱毛症によるもの、生活習慣の乱れなど様々!
- 毛が細い状態が継続してしまうと、薄毛に発展することも
オズクリニック長谷川先生の回答
髪が細くなってしまう原因とは?
遺伝(男性型脱毛症)
男性型脱毛症は遺伝によって発症します。体内にジヒドロテストステロンと呼ばれる物質が多く分泌されることで発症することが分かっているのですが、その物質には髪の毛の成長を阻害する作用があるのです。
徐々に細い毛しか生えなくなり、最終的には産毛にしか成長しなくなってしまいます。
栄養不足
髪の毛はケラチンというタンパク質が主原料となっています。さらにアミノ酸によってそのケラチンが製造されています。
タンパク質やアミノ酸などの栄養素が体内で足りなくなってしまうようなことがあると、毛が細くなってしまうわけです。
食生活が偏っていたり少食であったり、という方は要注意です。また過度のダイエットを実施している方も栄養不足で毛が細くなりやすくなります。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンには様々な作用があります。
男性の場合は男性ホルモンが増えすぎてしまうと、皮脂などの大量分泌を招き頭皮環境が悪化して毛が細くなってしまう恐れがあるのです。
女性の場合は女性ホルモンが低下すると毛が細い状態になります。女性ホルモンには、ヘアサイクルの成長期間を長くする作用と血行を促進する作用があります。それらの作用が得られなくなることによって、毛が細くなってしまうわけです。
髪が細い人はハゲてしまうの?
「髪の毛が細い=ハゲてしまう」ということはありません。生まれつき髪の毛が細い、という人もいます。細かったとしても、一定の毛量をずっと維持し続けている方はたくさんいるのです。
しかし子供の時からではなく大人になってから急に毛が細くなった、という方は危険です。細くなった何かしらの原因があるからです。その原因を取り除かない限りはどんどんと薄くなって、最終的にはハゲと言われるような状態になってしまうかもしれません。
髪の細さはこうして対策しよう
栄養バランスを考えた食事
髪の毛の主成分であるタンパク質をしっかりと摂取してください。何もお肉を食べろと言っているわけではありません。大豆でも良質なタンパク質は摂取できますし、魚料理でも構いません。
バランスのよい食事も心がけましょう。頭皮環境を整えるために、ビタミンやミネラルが豊富な野菜の摂取もおすすめします。
しっかりと睡眠をとる
睡眠にはストレスを解消する、という素晴らしい役割があります。
ストレスには血行不良を引き起こし、髪の毛を細くするような厄介な作用があるのです。睡眠をしっかりと取っていればストレスによる血行不良を防ぐことが可能です。
お酒やタバコには注意
お酒は適量であれば血行を高める作用があり、一定の育毛効果が期待できます。しかし深酒は要注意です。肝臓にも影響を与え血液の状態が悪化します。さらに皮脂腺を活性化する作用もあるので、頭皮環境が乱れてしまいます。
タバコはニコチンを含んでいるのが大きな問題です。ニコチンには血行を阻害する作用があり、薄毛を加速させてしまう恐れがあります。タバコは百害あって一利なし、といった状態になっているので禁煙を目指してください。
育毛剤の使用
育毛剤には髪の毛が細くなることを予防したり改善したりする作用があります。血行を高めることによって、毛を太くすることも可能です。頭皮環境を整えて、髪の毛を健康的な状態にさせることもできます。
抗男性ホルモン成分が配合されている場合には、厄介な男性型脱毛症による髪の毛の細さにも対抗できるわけです。
特に育毛剤にはマイナス面はないので、髪の毛の細さに悩んでいるのであれば利用をおすすめします。
髪の細さは治る?
髪の毛が細くなるというのは、薄毛の初期段階でもあります。この時点でしっかりとした対策ができるのであれば、髪の毛の太さは回復します。髪質の変化に気づいたら、即育毛生活に入ってください。
ただし原因が男性型脱毛症の場合には少し長くかかります。継続的に対策をし続ける必要もあるので、覚悟を持って粘り強く行ってください。