リアップは大正製薬から出ている、発毛効果が認められている発毛剤です。しかも今回利用したリアップは「リアップX5プラス」といい、有効成分のミノキシジルが5%配合されているものです。
ミノキシジルには様々な副作用が報告されているわけですが、実際に使用感はどうなのか、ということを明らかにしていきます。どんな香りをしているのか?どんな液体をしているのか?容器の付け口についても確認していきます。
薄毛に悩んでいる方の中には、「発毛剤を利用したい」と思っている方も多いでしょう。勢いで購入するのではなく、使用感というものも事前に確かめておくべきです。特に敏感肌の方は要注意ですよ。
①香り

かすかにスースーする香りが感じられます。
アルコール系の臭いなのかミノキシジルの臭い化は判別できませんが、全く臭いがないわけではありません。
ただし塗布してもずっと臭っているわけではありません。臭うといってもほんのわずかなので、しばらくすると飛んでしまいます。
育毛剤は無臭のものを利用したい、と思っている方にもおすすめできると思います。
②液体
無色透明で、サラサラとしています。
触ってみても粘つきはありませんでした。
黒いボトルに入っているので育毛剤の色は予想できませんでしたが、透明だったので拍子抜けしてしまいました。手に塗布しても、皮膚に何かしらの色がついてしまうようなことはありません。
液体として何かしらの特徴があるわけではないので、比較的利用しやすいと思います。
③容器の付け口は?
ノズルタイプです。
頭皮にチョンチョンと押すことによって、リアップの液体が出てきます。
そもそも配合されているのは医薬成分のミノキシジルなので、広範囲に塗布できるようなスプレーにはできなかったものと思われます。
※ミノキシジルには危険性があるので、頭皮以外に塗布してしまうと他の部位でも副作用が発生する可能性あり
ピンポイントの育毛に適した容器の付け口となっています。一方で、薄毛が広範囲に渡っている方にとっては何度も塗布しなければなりません。人によっては「利用しづらい」です。
④頭皮につけた感触は?

皮膚に何かしらの刺激は感じませんでした。
ミノキシジルは刺激系の成分ということもよく指摘されているので恐る恐る付けてみましたが、特に痛みが出てきたりスースーしたりするような感覚もありません。
利用感はまずまずだと思います。
※塗布後しばらく時間が経つとちょっとした問題が発生します。その点については、「使用感まとめ」にて詳しく解説します。
⑤塗布のしやすさは?

塗布しづらいです。
大量に液体が出てこない設定になっているのは良いのですが、ほんの少ししか出てこないのです。何度も頭皮にノズル部分をプッシュして育毛剤を出していくことになります。
何度も頭皮にノズル部分をつけることになるので、「衛生面に問題が発生してしまうのではないか」といったことも考えてしまいました。また何度も頭皮にノズル部分をつけることで、「頭皮が傷ついてしまうのではないか」ということも考えてしまいます。
⑥容器デザインは?

ボディ部分は光沢感のあるブラックで、キャップ部分は濃い青といった感じです。高級感あふれる容器デザインといえます。
ただしリアップはテレビコマーシャルでも頻繁に流れているので、このパッケージを見られてしまうと育毛剤であることはまるわかりです。家に友達が遊びに来た時に、リアップを使っているのがバレてしまうリスクがあります。
ただ育毛剤のボトルとしてはそれほど大きいわけではありません。バレるということを気にしないのであれば、旅行先に持っていくのも良いと思います。
使用感まとめ
臭いや液体自体には大きな問題はありません。髪の毛についてもパリパリしてしまうようなこともありません。
一方で、塗布後しばらくすると大きな問題が生じてしまいます。
リアップを塗布した部位がテカってしまうのです。特に生え際の薄毛の方はおでこの部分が明らかに何かを付けたような跡ができてしまうので、これは大きなデメリットと言っても良いかもしれません。
頭頂部やある程度髪の毛が残っている部位につける場合には良いかもしれませんが、M字部分などの対策に利用を考えている方は注意しましょう。おでこに見た目的な違和感が残ってしまう可能性もあります。
ちなみに、頭皮の状態が良い時は問題ありませんが、炎症などが起きている時に利用すると状況を悪化させてしまうこともあります。頭皮ニキビがある時に利用してみた経験があるのですが、赤みが増してしまって触ると痛くなってしまうことがありました。通常時は問題ありませんが、やはりミノキシジルには一定の刺激があるようです。